業務用冷凍パン生地・ケーキ・米飯の生産メーカー

先輩社員の声

Interview

渡辺 敦平塚工場 BK製造課 1995年入社

パンは生き物。生地の見極めが
安定した品質を生みだす。

平塚工場 BK製造課にて焼成パン製造ラインを担当しています。仕込みや成形、焼成といったパン作りの作業も行いますが、製造ラインの監督者として工程の管理や確認、作業指示などを行うことが現在の主な仕事内容となります。
パンはまさに生き物だと思います。たとえ同じ製品を同じ日に作ったとしても、時間帯により気温や湿度が変化するため、生地の状態に差が生まれます。刻一刻と変化する生地の状態を見極め、ミキサーを回す時間をコントロールし、機械の調整を正確に行うことが安定した品質を生み出します。
そのためには、製造の上流(仕込み工程)から、下流(包装工程)までの作業者間によるリアルタイムでのコミュニケーションが重要となります。成形で生地を触っていて少しでも違いを感じたら仕込み担当者へフィードバック。機械トラブルがないようラインを巡回して製造設備を監視、何かあればすぐに工務課とも連携。
難しい仕事であるとは思いますが、一生懸命教えた若い子たちが育ち、ライン全体のスキルが上がり、質の高い製品ができたときはやりがいを感じますね。

現状に満足せず、改善を繰り返す。

良い製品を安全に迅速に提供できるよう、生産効率向上のための対策は常に行っています。
決められたやり方を確実に守ることはもちろん大切ですが、その上で改善を繰り返すことも重要となってきます。現場のメンバーを交えて、アイデアを出しながら掃除の仕方を工夫したり、動線を見直したりしています。
また、コスト削減のためには、機械の入れ替えなどによる消費電力の抑制。などといった大きなテーマもありますが、例えばごみ箱の位置を少し見直しただけでも、1回数秒の改善が年間では大きな数字となって現れてきます。無駄の宝探しのような感覚で現場のみんなと楽しく取り組むよう心がけています。
私はサンフレッセに入ってから20年以上パン一筋で製造を続けています。最初は何もわからない状態で入社しましたが、先輩や上司の方々が熱心に指導してくれたことや多くの仲間と交流を持つことができ、ここまでやってこられました。
また会社では、パン技術専門学校への研修制度もあるので、技術・知識ともに身に付けることができます。
パン検定の国家資格を自分が取った時は、先輩や上司から指導を受けて、緊張しながら試験を受けたことが印象に残っています。その甲斐もあって試験に合格することもできました。今後もAIBのセミナーなどに積極的に参加して仕事に生かしていきたいですね。

Off timeオフタイムには

趣味が野球観戦という渡辺さん。帰宅すると、お酒を飲みながらプロ野球観戦がもっぱらの楽しみだとか。週末の休みはショッピングなどで気分転換をしたり、休みの日が合った仕事仲間とお酒を飲みに行かれることが多いそうです。